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ラオウ様化粧まわし
2017年4月25日(火)

横綱 稀勢の里
北斗の拳「ラオウ」の化粧まわしを着用へ
「こういう姿になりたい」



※写真はイメージです

 第72代横綱の稀勢の里関が人気マンガ「北斗の拳」のキャラクターのビジュアルを使用した化粧まわしを着用することが25日、明らかになった。大相撲5月場所の土俵入りで着用するほか、5月6日に開催される「横綱昇進披露宴」でも披露される予定。稀勢の里関は「とても注目されると思うし、自分が一番楽しみにしています」と思いを語っている。

 ラオウの化粧まわしは、マンガを中心としたプロジェクトを手がけるコアミックス(東京都武蔵野市)が制作した。元「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集長の堀江信彦さんや人気マンガ家の原哲夫さん、北条司さんらが2000年に設立した会社。

 同社は、稀勢の里関が大関だった頃から支援しており、かねて稀勢の里関が横綱になった際には化粧まわしを作ることを約束していたことから、今回の企画が実現した。稀勢の里関は横綱昇進伝達式後にコアミックスを訪問し、用意していたケンシロウ、ラオウ、トキら3人の「北斗の拳」のキャラクターの中からラオウを選択したという。

 稀勢の里関はラオウを選んだ理由について「化粧まわしを選ぶ際、自分の性格的にはラオウというのがあるのかなと思いました。孤独で強いってイメージがありますし。存在感があるし、体もすごい!」と話し、さらに「力士であればこういう姿になりたいなって思いました。先代の親方(鳴戸親方)からも『孤独にならないと強くなれない』と言われていました」と、師匠である鳴戸親方とのエピソードを明かした。

 また「ラオウの化粧まわしは着けているだけで見えない力が湧いてくるような化粧まわしですので、生で見てほしいなと思います。すごくこだわって作ってもらっているので、ぜひ巡業でも本場所でも足を運んで見に来てほしいです」とコメント。「素晴らしいキャラクターたちに恥じぬよう、気持ちで負けないようにしたいと思います」と意気込みを語った。

記事元:日刊スポーツ





これは凄いことですよ。

そんじょそこらのコラボ等とは次元が違いますよ。

横綱ですよヨコヅナ。ツナヨコ。
全ての力士の頂点に位置する存在であると同時に
かつては神の依り代とまで言われた存在ですよ。

しかもここ二場所連続で優勝しており
十数年ぶりの日本人横綱として抜群の人気を誇る
あの稀勢の里関が、ラオウ様を身に着けるんですよ。
「横綱」という言葉の語源になった箇所にラオウ様が巻かれるんですよ。



これはもう角界がラオウ様を認めた事の証明、

それつまりNHKがラオウ様に服従したことを証明、

果ては日本国がラオウ様の手中におさまった事の証明でもあります。

ごめん言い過ぎた。





しかし三兄弟の中で、ラオウ様を選ばれたのは流石と言わざるを得ない。
もちろん上のインタビュー記事にあるように己とラオウ様を重ねたというのが大きな理由だろうが、長兄であるラオウ様を立てる意味もあったのだと思う。。

今回の横綱土俵入りでは、同部屋の兄弟弟子である高安関がケンシロウのまわしをつけて「太刀持ち」を、同じく兄弟弟子である松鳳山関がトキのまわしを身に着けて「露払い」を担当することになっている。この二役は、形式としては横綱に付き従う存在であり、番付も関脇以下でなければならない。つまり横綱より格下の者である事を意味するのだ。

もしも稀勢の里関がケンシロウの化粧まわしを選んでいたなら、それはケンシロウが、尊敬する兄二人・ラオウ様とトキを「付き人」として従えて、大衆の前で土俵入りを行う事になっていたのである。

ストーリー上では、確かにラオウ様はケンシロウに敗れた。トキも病によって伝承者となれなかった。しかし、だからといってそれだけで、末弟であるケンシロウが、偉大なる兄二人を「従える」など、あってはならない。無論、ケンシロウもそんな礼を逸した事をする男ではない。
つまり今回稀勢の里関は、ラオウ様を選ぶ他に選択肢は無かったのである。



北斗の兄弟の問題で言うと、例によって「北斗三兄弟」という呼称にひっかかる人もいると思いますが、神聖な場所だからという理由で女人すら立ち入ることを禁止されている土俵上に、あんな鉄仮面被った野郎が上れるわけねえだろ。
諦めろ。





 今回の内容は、スポーツ紙ではニッカンだけに独占記事が載ってます。










意図的に似た構図の写真選びやがって!









わざわざ北斗タイトルっぽいフォントまで作りますか
こだわるなー。遊び心あるなー。







作品紹介だけでなく各キャラの技やサイズまで!
しかも誤字なし!一晩で作っても誤字なし!
すぐに百烈拳とか書いちゃうムック本は見習えよ!







まわしデザイン予想図。
やっぱこの立ち絵が使われるんですかね?
今回用の描下ろしとか・・・無理すか?
できれば本気バージョンの・・・・無理?



5月6日の横綱昇進披露宴と、5月14日の五月場所初日でお披露目かあ。
デザインも勿論気になりますが、当日は堀江さんは勿論、原先生や武先生もお越しになって、カメラに抜かれたりするかもしれないなあ。楽しみじゃー。


ところで記事によると、それぞれの化粧まわしには2つの北斗七星と北極星が描かれており、(7×2)+1=15つの星=15勝の祈願も込められているのだとか。北極星ってことは天帝まで絡んできてるじゃねえか。完全にこじつけですが、こうなったら天皇様にも是非北斗まわしを拝見していただきたいものです。


あとは解説席にはコグレの兄貴がいれば完璧ですな。





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