平成の北斗の拳について語ろう会(3)

2019年4月28日




北斗史回顧、2002年から。






2002年
[出来事]・日韓W杯開催・タマちゃんブーム・ゆとり教育導入
[流行語]・タマちゃん・W杯(中津江村)


[2002年3月]
パチンコ『CR北斗の拳』稼動開始






北斗がパチスロで大ヒットを飛ばすよりも先に、パチンコでホールデビューしていた事ってあんまり知られてないのかしら。ま、ひっそりと作られ、ひっそりと消えていった事を考えると、人気が出なかったことは間違いないんだろうけど。後継機と比べても画面が小さかったり、リールに「北」「斗」「神」「拳」の文字が入っていたりと、初代ならではの手探り感がありましたね。

当時の私は、たま〜にパチンコ打っては2000円スッた時点で怖くなって逃げるという行為を繰り返してたのですが、この台が出ると聞いて、生涯初の大当たりは絶対こいつで達成すると意気込んでたなあ。そしていざ打ち始めたら500円で確変引いちゃって、テンションカチ上がりですわ。







[2002年7月]
『北斗の拳 DVDスーパープレミアムBOX』発売






関西ではアニメ北斗を何度も再放送していたのですが、他の地方ではそうでもなかったようで、一度も見たことが無い人も多かったらしい。故にこのDVD-BOXを待ち望んでいた人は相当多かったと思います。

羽山先生描きおろし(多分)のパノラマ絵4種がメチャメチャ素敵。だが一方で、各DVDに収録されている内容とラベルデザインが全く一致していないという雑さも。Disk1がケンvsラオウの最終決戦、Disk2がトキvsラオウ、ラスト(カイオウ死亡)が、ラオウ悔い無しシーンってどういうことやねん。

今は画質の良いHDリマスター版が発売されているので、こだわる人はそっちをどうぞ。







[2002年7月]
CD『北斗の拳 PREMIUM BEST』発売






TVアニメ版の全主題歌+挿入歌が収録された『北斗の拳 オリジナルソングス』と、BGMが収録された『北斗の拳 音楽編』各種が一緒になったCDアルバム。普通のファンならこれ一つで十分満足できるボリュームだが、達人視点ではまだまだ未収録のBGMも沢山ある不完全品らしい。ちなみに私は達人ではありません。

アニメソングだっつってんのにジャケットにはしっかり原作絵を使っている辺りに若干の苛立ちを覚えますねぇ…。







[2002年7月]
『セガプライズ 北斗の拳コレクションフィギュア』登場






ゲーセンのプライズ品として登場したシリーズ。種類が豊富なのが特徴で、アイリや五車星とか成長リン・バット辺りはかなり珍しい。クオリティもかなりのもの。

ただここ数年のプライズフィギュアはマジで目玉飛び出るレベルのクオリティのがあるので、北斗もそのレベルでもう一回シリーズ作って欲しいですね。まあ、うちの町にはゲーセン自体が無いのだが。







[2002年12月]
『貝印×北斗の拳』コラボ






平成に入ってからの企業×北斗の拳コラボとしては、これがほぼ最初になると思う。逆に最近は手当たり次第にコラボしまくってワケが解らなくなっているので、少し落ち着いて欲しい。

確か貝印製品の髭剃りを買って応募すると、北斗三兄弟フィギュアとか、ケンシロウ抱き枕(目覚ましアラーム付)が当たるとかいったキャンペーンだったと思う。かくいう私も抱き枕をゲットし、割と最近まで使っていました。別に半裸のケンシロウがベッドに横たわってるような絵柄じゃないのでその辺は安心して欲しい。






[2002年12月]
書籍『北斗の拳マスター・エディション』発売開始






北斗の拳全245話フルカラー化という夢のような企画でした。

第一巻にフィギュアをつけて勢いよく船を漕ぎ出したものの、沖に出る前に暗礁に乗り上げ、僅か4巻(34話)であっさりと打ち切り。何故か海外では続行されていたが、それもやはり9巻で打ち切られてしまったらしい。もし完成していたら北斗の歴史が変わっていたかもしれない程のブツだっただけに残念だ。もう少し早くパチスロマネーがあればなぁ……

1巻の頃はやたらケンが茶髪に塗られたり、陰影にシアンを入れてくすみをだしたりしていたが、手間がかかりすぎるためか、4巻の頃はシンプルな塗りになってきていた。好みはあるが、私的にはシンプルなほうが逆に良かったですね。








【番外】
[1998年〜2002年頃]
北斗の拳ファンサイト 最盛期





今回の回顧企画にタイトルを拝借させて頂いた『北斗の拳について語ろう会』。北斗データベースサイトのレジェンド『修羅の国』。ネタコンテンツの走りである『カサンドラ』。北斗サイト創世記を代表するこの御三方に影響され、私のサイト製作が始まりました。その他にも、『漢の部屋』『聖帝研究会』等といった大手サイト様にもよく足を運ばせていただきました。

90年代末期より、わが師愛忍者の『才兵衛の隠居屋敷(後の北斗の庭園)』、盟友ザク様の『拳王長槍騎兵の砦』、北斗MADの神『Crazy times』、アミバ信奉『経絡秘孔究明会』、そしてうち等の第二世代が生まれ始めました。それまでは割とスタンダードに北斗を扱ったサイトが多かったのに対し、この辺りからは管理者の個性が色濃く反映された特殊なサイトが増えて行った印象があります。最強北斗ゲーレビューの『墓標』や、ガチ考察の『北斗の社』なんかもそうですね。

その後に誕生した『北斗の拳コンプリートガイドページ』が、ある種北斗ファンのコミュニティサイトとして確立しました。サイトの内容はプレーンなものでしたが、とにかく掲示板とチャットに人々が押し寄せ、連日連夜賑わっていましたね。以降そういった場は、mixiの北斗の拳コミュニティや、現在のtwitter等に移り変わっているのかもしれません。

2002年以降になると洗練されたデザインの『インドラリバース』『獄長補完計画』や、『サザンクロスタウンへようこそ!』『バネ名人の秘密基地』といった内容充実のサイトを筆頭に、北斗サイトの数は更に増加。しかし一方で閉鎖する所も増え始め、個人サイトブームの終焉も見え始めました。


ご紹介できなかったサイト様や、間違いも多々あるかと思いますが、北斗サイト界の大よその推移は、このような感じだったと記憶しております。







2003年
[出来事]・イラク戦争・SARS流行・阪神タイガース18年ぶりリーグ優勝
[流行語]・毒まんじゅう・なんでだろ〜・マニフェスト



[2003年1月]
書籍『別冊宝島 僕たちの好きな北斗の拳』発売






そもそもアニメ版北斗の拳を布教するために北斗西斗を作ったような人間なので、アニメを特集したこの本の発売はかなり嬉しかった。まあそれも、ジョーカー様の死に様の所に「命乞いをしながら死んでいく」という悪質なデマを発見するまでのことだったのだが。

あと、表紙に「全152話すべてを徹底解説」と謳っておきながら、ラオウ様死後の110話〜152話はギュッと5ページに凝縮しているという詐欺行為はとても許されることではない。

アニオリを含む数多くのキャラクター設定画を掲載してくれていたのは有難かったし、芦田豊雄氏や須田正己氏の参加された座談会の内容は貴重で良かったけどね。








[2003年7月]
鈴木富子氏 逝去






北斗の主要キャストがまた一人……。

最後にリンを演じられたのは、PS版のゲームでしょうか。もしくは初代パチスロ機かな?ケン復活演出の時の「ケーン!」しか確認できる要素が無いのでハッキリとは言えませんが…。

命日は、7月7日、七夕の日でした。そういえば、七夕伝説で彦星と織姫を引き合わせたのが「天帝」でしたね。凄い運命だ…。

ご冥福をお祈り致します。








[2003年7月]
OVA『新・北斗の拳』シリーズ発売開始






2001年7月に発売された男性ファッション誌で小説北斗の拳が紹介された際、「アニメ化決定の要チェック作品」と記述されているのを見て「は!?聞いてないぞ!?」となったものの、その後1年以上続報無し。「あれはやっぱりガセだったのか……」と思い始めた頃に、唐突に発表されたのがこの『新・北斗の拳』でした。

内容がどうこうよりも神谷明御大が本格的にケンシロウ役を外れた事のほうが色々と衝撃的だった気がする。子安さんの声質が、あまりケンのイメージに合わなかったことも物議を醸しましたね。その後の北斗無双でのレイ役が超ハマってたんですけど。ちなみに子安氏は、このシリーズの発売途中に、某ボボボーボの鼻毛真拳の使い手にも抜擢されておられます。

この作品や、修羅の国編以降が物足りないのは、もうラオウ・カイオウ級のボスを出せないからなのだろう。無理矢理出した結果が、北斗の拳5とかセガサターン版というウンコだったわけだし。武論尊御大が、もう北斗の続編は無いと公言しておられるのも、その辺りが原因なんだろうなぁ。







[2003年10月]
パチスロ『北斗の拳』稼動開始






言わずと知れたギネス記録保持者。サミーの発表によると62万台を販売したとのこと。売り上げの3%が版権使用料として入るので、これを仮に1万円だとすると、62億円がコアミに転がり込んだことになる。勿論、その後も数多くシリーズが販売されているので、トータルの売り上げとなるともはや想像もつかない。北斗がパチンコ・パチスロ化されること自体には全く興味は無いのだが、その売り上げを元に更に北斗が多方面へ展開してくれるのならば、私としては全力で応援させて頂く所存です。みんな!ホールへ急げ!ジャブジャブ金を落とすんだ!

これだけヒットし、かつパチスロの遊戯性を考えると、数ある北斗ゲーの中でも最も多くの人がプレイし、長い時間プレイされたゲームである事は間違いない。それ故に影響力も大きかった。汚物消毒がメジャーになったのも、「ヒャッハ〜」がここまで広まったのも、北斗剛掌波がラオウ様の代表技として扱われるようになったのも、全てはこの台がもたらした結果だ。平成時代における北斗界最大のインフルエンサーは、間違いなくコイツであろう。








2004年
[出来事]・ヨン様ブーム・イチロー262安打・新紙幣発行
[流行語]・チョー気持ちいい



[2004年3月]
ゲーム『SEGA AGES 2500シリーズVol.11 北斗の拳』発売






まさに2500円のゲーム!という感じの、実にそれ相応な内容でした。でもPS版から3年も北斗ゲーが途絶えていたこともあり、十分おいしく頂けましたよ。

流石にPS2なだけあってPS版よりもポリゴンの出来自体は良いし、BGMがTVアニメ版を踏襲した感じなのも良かった。レイの使える奥義が何故か全部ゲーオリだったのが謎だが、個人的にはデータベースが潤ってグッドだ。微妙に長い会話モードや、頻繁に発生する連打勝負は要らなかったなあ。







[2004年4月]
書籍『別冊宝島 北斗の拳 完全読本』発売






宝島の『僕たちの好きな北斗の拳』の続巻。ほぼ各話紹介のみだった前作と比べると、キャラクター紹介や奥義紹介、各種コラム、キャラの元ネタとなった人物の考察など、中々面白い試みが取り入れられている。前回は凝縮されていた第二部の解説も、ちゃんと行われていました。

しかし相変わらず誤植が多かった……。その中でも一番問題なのが、ド最初のページ。「名場面ランキング!1位!ラオウの最期!」と題して始まったその瞬間、ケンシロウとカイオウのバトルシーンがババンと紹介されているのだ。

更に酷いのがその隣。「我が生涯に一片の悔いなし!」と文字が添えられた箇所に、ラオウ様がリュウケンに何を目指すと問われた後の「天…!」の場面が配置されているのである。

まあ……編集者が北斗をロクに知らなかったのは仕方が無いにしても、コアミがこれを通した事が信じられない。本の校正をする部署みたいなのがまだ無かったんだろうか。







[2004年7月]
株式会社『ノース・スターズ・ピクチャーズ』設立






コアミックスの中の北斗の拳に特化した部署を、子会社として分けた……という認識でいいのかな?役員とかビルもコアミと一緒なんですけどね。







2005年
[出来事]・JR福知山線脱線事故・セパ交流戦スタート・「愛・地球博」開催
[流行語]・想定内・小泉劇場



[2005年12月]
アーケード対戦ゲーム『北斗の拳』稼動開始






北斗界を飛び超え、アーケードゲーム業界においても伝説的な存在へと上り詰めた、通称「世紀末バスケ」。発表されたときからグラフィックの素晴らしさには感動していたんですが、よもやそんな所とは全く関係ないところで人気になるとはこの目を持ってしても読めなかった。パチンコと並び、もはや私が全くついていけなくなった北斗のジャンルの一つです。

稼動開始から13年以上経った今でも、研究者達は、新たなるバグという名の金脈を求めて日々研鑽を重ねているそうです。特に2018年は、時ここに至って新たなバグがモリモリ見つかった激動の一年だったとか。ここまでくるともう尊敬しかないですね。そして調子に乗ってシステムを改善した続編を出したりしないセガの空気の読み具合にも賛辞を送りたい。

多分もう「テーレッテー」は知ってても「愛をとりもどせ!」は知らないという人も沢山いるんだろうな…。







2006年
[出来事]・ハンカチ王子vsマー君・第一回WBC日本優勝・PS3発売
[流行語]・イナバウアー・品格



[2006年1月]
書籍『北斗の拳 完全版』刊行開始






ジャンプ掲載時にフルカラーや2色だったページがそのまま収録されたほか、単行本収録時にカットされた扉絵や、台詞の誤植が修正されるなど、基本的には愛蔵版の上位互換となっている。

ただ、ジャンプ掲載時に広告が載っていたページが、単行本や愛蔵版ではシーンを追加することで補填されていたのに対し、完全版では白地のままになっていたりするなど、謎のこだわりがあったりもする。

あと誤植を修正しすぎて儂の大好きな「うぬぬほ」が無くなってしまったことが最大のウィークポイント。








[2006年2月]
戸谷公次氏 逝去






ジャギ、ハン、クラブ、フォックス等、北斗の拳には欠かせない敵役を数多く演じられました。個人的にはパチソンカセットテープに収録されたショートストーリーに登場する南斗聖拳のヌンチャク使いも印象に残っています。

息子の戸谷公人さんも、現在俳優としてご活躍中です。たまに声優としてのお仕事もされていらっしゃるので、もしイチゴ味2期にジャギが登場するなら是非担当して頂きたいものですね。

ご冥福をお祈り致します。








#3


参:98年から2001年あたりが北斗サイト最盛期な感じかな。

忍:やっぱり修羅の国がリードしてた頃がサイトの最盛期やったね。色々な珍説奇説が跳梁してて面白かった。

参:自分の中では「語ろう会」「カサンドラ」「修羅の国」が北斗サイト三羅将なイメージある

忍:手前も語ろう会、カサンドラ、修羅の国で育ったもんな。

凡:語ろう会がこの世界の入り口でした

参:語ろう会って一番最初の頃はイタリアのオープニングのMIDI流してましたよね。そのあとLOVE SONGになった気が。

ベ:「お前ら女はいるのか?あ?」のあとのBGMですね。まさか海外版のOPだったとは。

モ:ナガヤリのページごとにでけえ音声鳴ったりwavファイル置いたりしたの全部語ろう会の真似でした

ベ:蒼天の拳感想ページで神谷御大の「ニイイチンスラ」が流れるの好きでした>ナガヤリ

凡:「THEあべし!」ビックリした

忍:自分もサイトを作るようになってすぐに痛感したけど、語ろう会とか修羅の国とか、ああいう柱になるようなサイトがあると、どんなヘンなことしても安心感があるから、あの頃は作りやすかった。

忍:そういう所の更新が止まると、それまで自分で作ってこなかった基礎的なホントの情報をちゃんと自分で整理せなあかんようになって、そこら辺で自分は迷走しちゃったね。

参:この頃はYAHOOも登録制でしたよね。申請して認められたら「北斗の拳」のカテゴリでページが紹介されるという。

ベ:「なあに〜聞こえんな〜」や「砂塵のあと」「死環白」「バネ名人の秘密基地」とかも好きでした。

忍:データベースという鬼子もいた。

参:コソプリ?(※北斗の拳コンプリートガイドページ)

忍:そ、コソプリ。

ベ:「北斗の拳のすべてが今ここに」

モ:コリプン常連

忍:敢て名を避けようと思ったがやっぱり避けれんね。

参:コソプリは、「サイトは内容じゃなくていかに人が集まって盛り上がるかだぞ」っていう後のWEBの行く末を示してたような気がする。

忍:あの頃はロボット検索の出始めで、今だとペナルティ喰らって1000位以下に落とされるようなテクニック使ってたんだけど、管理マンとは幾度か交信したことあったけど、普通にイイヒトっぽかったんよなぁ。

モ:ICQで何度か管理マンとやり取りしたっけ、内容は忘れた。

参:なんか更新履歴にいきなり「管理人が死去しました」とか書く謎な人だった。




ベ:CD『北斗の拳 PREMIUM BEST』は未収録曲が多いので追加収録を祈ってもう17年経ったのか…

フ:北斗未収録BGM集ほしい

ベ:第2部から第3部乱世覇道編のOP前ナレーションで一貫して使い続けたBGMすら未収録とかどういう了見かと小一時間ry

フ:劇場版の未収録音楽なら作曲の服部氏の他のCDに収録されていますが…

凡:物哀しい雰囲気の時に流れてたドライ・ユア・ティアーズのイントロバージョンも確か未収録だったような

フ:インストロメンタルなら音楽集3に収録されていますが プレミアベスト集には何故かありませぬ

モ:音源がもう無いか、同じ作曲家の別作品に収録とかの可能性ですかね

参:当時の漫画やアニメの管理状態なんてずさんの極みでしょうしな




ベ:マスエディも結局頓挫。4巻表紙がリメイクされてて、この頃昔の絵を構図そのままにリメイクするのが多かった記憶が。

モ:マスターエディション続いて欲しかった

忍:マスエディは海外展開しようとしてたんでしたっけ。

ベ:海外では5巻以降もあるんでしたっけ?

マ:9巻まで出ていますね。

参:アメコミ風にしたかったのかしら

忍:ライジンとかありましたね。なんか海外を視野に入れてたけど、日本のコミック全体がアテが外れて撤退したんだったと記憶してるんですが、実際どうだったからあんまり憶えてない。

ベ:ライジンありましたね!いつの間にか終わってました。

参:BBQ味はライジンが売れなかったことへの皮肉(嘘





参:書籍としては宝島が暴れ始めた頃ですね。

ベ:私がブログ始めるきっかけとなった一番の問題作『別冊宝島 僕たちの好きな北斗の拳』。これをボロクソに貶すために始めたようなもの。

参:怨讐がすごい

凡:七星点心の解説で「ラオウが鼻水とよだれ」と書いてあったけど、モノクロシーンだから血だろってツッコんだ記憶が有る

フ:確かにラオウの白い血は効果なんですがミルクにしか見えない

ベ:「ジョーカーは命乞いをしながら死んでいく」「泰山流斬陣抜刀術は卑怯でせこい技」「宿敵とかいてともと呼ぶ!北斗ファンなら基本!」等々、嘘八百。

参:思い込みで書いてるんやろなあ。まあ千葉御大のキャラが「情けは無用だ」とか言うはずがねぇって気持ちはわからんでもない

フ:設定画が載ってるのは貴重でした

モ:最近ちょっと物議になった、ガンダムの部下ザクを盾にして逆に自分がやられる上官ザクのシーンを「部下を助けて死んでいった」と誤解釈広めたのが宝島の「僕たちの好きなガンダム」だそうなので、この出版社もうほんとアホなのかなと思いました

忍:別冊宝島のアレはハナから敵キャラを馬鹿にするために記事書いてるから、シーンの解釈が雑なんですよね。千葉御大が仰有るようにザコにも人生があるんだし、それを穿りもせずに馬鹿にしようとするの好きじゃない。

忍:愛参謀から回して貰って『究極奥義は何だ!?』のトホホ技の記事書かせて戴いたけど、基本的にどれもちゃんと拳法なんだぞ、技なんだぞ、ってつもりで書いたもん。でないとそれを蹴散らしたケンシロウたちがショボいことになる。

ベ:あれは「トホホ技よばわりしてはいけない」というので思いが伝わりました。





忍:アーケードのはゲームのスピードが速すぎて「愛故に!」とか台詞を自分の口で云う暇がなかったから、世間の評価に反して自分の中では評価が低い。

凡:アーケード北斗はケンシロウか神谷御大じゃなかったのが一番ショック

参:今でもめちゃめちゃバグの研究すすんでるみたいっすね。2018年は大豊作だったらしい

忍:格闘ゲームとしては紛れもない名作なんですけど、そんなに出来の良い子が北斗ゲーに居るわけがない、みたいな感情も

ベ:バニシングディフェンスとかアジリティーディフェンスとかに全くついていけませんでした




ベ:OVA『新・北斗の拳』はラストバトルの肉弾戦が良いと思う

凡:拳の連打を片腕で捌くシーン好きです

フ:ラスバトルのみ羽山さんの作画になるのが分からんが、だがそれがいい!

モ:小説の挿絵で何故かジジイに描かれていたトビがちゃんと若者になっててよかった

フ:そのかわりサンガがジジイになってました

ベ:ただ、この作品が語られてるのあまり見たことないですね。

参:如くとか真もそうなんですが、原作以外のキャラが出張ると皆興味示さないよね

忍:原作で究極の戦いが描かれた後だから、新キャラに出張られてもね、っていう。

忍:『北斗の拳』ってカイオウが死んでから最終回に至るまでの静かな感じがもの凄く良いので、その後の話ってのが盛り上がりにくい。コウケツ→サヴァ→ブランカ→ボルゲでお話が沈静化していってるから。

ベ:神谷御大降板で一時ネガキャンすごかったです。神谷御大がファンサイトで事情説明して収束させようとしてたし。

参:そうなんや

フ:OVAインタビューで原先生がケンシロウは神谷さんがイイみたいなこと言ってましたな

ベ:北斗の拳がOVAで復活というニュースで誰一人声が変わると思っていなかったので、「担当:子安武人」というだけで今でいう大炎上状態でした。

参:子安は無双のレイがすげー好き。もう子安で固定して欲しいくらい。

ベ:わかります、全く違和感なく素晴らしかったです

フ:子安さん、ディオの声で演じ込みしすぎてておもろいです

忍:声優さんが十年二十年経って昔と同じ声が出なくなってるから、変更するのは仕方ないし、ルパンみたいに見苦しいことにならないうちに変えるのが良いと思ってるんですけど、やっぱり変更に抵抗がある人が多いんですよねぇ。

参:厳しいことを言うと、今神谷さんがガッツリケンシロウをやるなら、CHみたいに暫く修行して当時の力を蘇らせてもらわんと厳しい。

ベ:そういう意味ではドラえもんは本当にうまく交代したと思います。逆に大失敗したのは聖闘士星矢。

凡:オリジナルが他界されていて、似た声の方が演じるのは文句無いんですけどね。

忍:そういやぁ真でジャギをデビット伊東が演じると発表があった時も、酷い云われようでしたねぇ。結局同作で一番の名演だったと思うんですけど。





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